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個人事業主の事業資金・銀行借り入れについて

個人事業主は、家族経営もしくは小規模零細の会社です。

株式会社に比べると、売上規模が小さく、信用度も低いです。
ですので、事業資金の借入金額は、株式会社に比べると低くなります。

個人事業主が事業資金を借り入れる場合は下記の方法がありますので、こちらのページではその方法について詳しく説明していきます。

 

個人事業主の事業資金

1. 日本政策金融公庫(旧 国民生活金融公庫)

政府系金融機関です。
個人事業主は、事業資金を借入できます。

これから創業予定の個人事業主でも、自己資金と、具体的で実現性の高い事業計画を提示できれば、多額の資金も借り入れをすることができます。

たとえば、美容院、飲食店などの創業者の多くが、日本政策金融公庫で創業資金を借り入れしています。

数百万円程度だけでなく、500万円を超えるような多額の資金を借り入れする方もたくさんいらっしゃいます。

もちろん、創業後、運転資金が必要になった際にも、日本政策金融公庫で事業資金の融資を受けることができます。

過去の決算が黒字であれば、非常に、借りやすいです。
一方で、赤字であるようであれば、審査に落ちやすくなり、資金を借り入れできない場合が多いです。

(*赤字でも今後の事業計画・収支計画を作り、その計画の内容が合理的で実現可能な計画であれば、赤字でも事業資金を借り入れすることが可能です。当サイトには事業計画作成方法を記載しております。
日本政策金融公庫から融資を受けるための事業計画書作成方法を知りたい方は、下記をご参考ください。
http://loan-shinsa1.com/03.html

日本政策金融公庫は金利も低く、返済期間も長いので、最もおすすめです。
もし、個人事業主で事業資金が必要なら、真っ先に融資の申し込みをしましょう。

2. 銀行融資

個人事業主は、一般の銀行からもお金を借りることができます。

個人事業主は株式会社に比べると、信用度がやや低いので、政府系の信用保証協会の保証付き融資を受けることが一般的です。

信用保証協会の保証付き融資であれば、貸付金が返済不能になった場合、信用保証協会が保証をするため、銀行の回収リスクが減りますので、銀行は積極的に事業資金を貸してもらえます。
(*信用保証協会の保証付き融資を借り入れる場合は、保証料が発生します。)

なお、銀行融資では、下記のような銀行からお金を借りることができます。

都市銀行

三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行のような全国規模の大手都市銀行。

ただし、これらの大手行は、小規模な会社への融資は非効率であると判断しており、売上規模の低い、個人事業主へ、あまり積極的に貸し出しは行っていません。

個人事業主で売上規模が小さい場合(1億円未満の売上)、事業資金の申し込みをしても、門前払いされたり、審査で落とされてしまう可能性が高いです。

ですので、個人事業主が事業資金を借り入れる際に、都市銀行はあまりオススメできません。

地方銀行

地方銀行は、都市銀行に比べると、事業資金を借りやすいです。
個人事業主でも、地方銀行で事業資金を借りている方はたくさんいらっしゃいます。

ただし、都市部の地方銀行は規模が非常に大きい銀行があり、このような銀行の場合は、個人事業主に対しては、厳しいかもしれません。


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私がオススメするのは、地方銀行でも、規模の小さい・支店数の少ない銀行です。
このような銀行であれば、個人事業主の皆様へも親身になって相談にのっていただけ、何とか融資を通すために協力をしていただける可能性が高いです。

なお、地方銀行から、借り入れをする場合、特に初回の融資は、前述した信用保証協会の保証付き融資を借り入れることになるでしょう。

地方銀行から融資を受けるための事業計画書作成方法を知りたい方は、下記をご参考ください。

http://loan-shinsa1.com/03.html

信用金庫、信用組合

信用金庫・信用組合は、小規模の金融機関です。
地域密着型の金融機関で、支店数もあまり多くありません。

日本政策金融公庫の次に、私が事業資金の借入の際に、オススメする銀行は、信用金庫・信用組合です。

信用金庫は主に個人事業主に対して貸し付けをしており、非常に借りやすいです。

担当者は、自営業者のような小規模の会社に対しても、親身になって相談にのっていただける場合が多く、借りやすいです。

(*取引銀行に信用金庫があれば、尚良いです。
これから新規に個人事業主として事業を開始する予定があるなら、ぜひ、開業時から信用金庫の口座を開設しておきましょう。)

信用金庫/信用組合から事業資金の融資を受けるための事業計画書作成方法を知りたい方は、下記をご参考ください。
http://loan-shinsa1.com/03.html

3. ノンバンク、商工ローン(事業者ローン)、ビジネスローンについて

個人事業主はノンバンク、商工ローン(事業者ローン)、ビジネスローンなどからも借金をすることが可能です。

商工ローン・ビジネスローンは、インターネット経由でも簡単に申込みできます。事務所・店頭に行く必要が無いので、とても便利です。

銀行融資に比べると、提出すべき必要書類も少なく、審査も比較的甘いようです。

借りるまでの期間が非常に短いので、たくさんの個人事業主が商工ローンやビジネスローンを借りています。

ただし、ビジネスローンの金利は10%を超える場合が多く、金利の負担が銀行や日本政策金融公庫に比べると、数倍以上になることも多いです。
できれば金利手数料はあまり払いたくないので、ビジネスローンの利用は、メインの事業融資として、利用をしないほうが良いでしょう。

4. 消費者金融、カードローン

個人事業主の多くが消費者金融/カードローンの借入をしております。

理由としては、非常に借りやすいからです。

インターネットや電話で簡単に申込できますし、審査も比較的通りやすいです。
消費者金融・カードローンであれば、即日融資をしてもらえる会社もあるので、急な資金が必要なときに、カードローンを利用している中小零細の個人事業主はたくさんいらっしゃいます。

ただし、、、

こちらもビジネスローンと同じように、金利が高いです。
金利は15%以上になることが多く、金利負担が大きくなります。

ですので、消費者金融・カードローンからの借入はあくまでもどうしても必要になった時のみ利用をし、メインの利用をしないほうが良いでしょう。

5. 家族からの借入

一番、安心できるのは、家族からの借入です。

多くの個人事業主は、家族から借金をして、事業を開始したり、運営をしております。

「家族に迷惑をかけたくない・・・。」

その気持ちはわかりますが、家族であれば、金利負担が緩和されますし、返済期間にも余裕ができます。
家族の資金協力がもらえそうであれば、家族からの借入も検討すると良いでしょう。

なお、友人からの借入はあまりオススメしません。友人からの借金の返済トラブルの事例は非常に多いので、もし、どうしても友人から借金をする場合は、「100%返済できることを確認」したうえで、事業資金の融資依頼をするようにしてください。

以上が、個人事業主の事業資金の借入先になります。

なお、当たり前ですが、「借りたお金は必ず返す」ことが必要です。

事業融資を借りる際に、確実に返済をするためにも、下記の注意点を理解したうえで、借りるようにしてください。

個人事業主が事業資金を借り入れする際の注意点

1. 金利の低いところから優先的に借り入れする!

金利負担は金額が大きくなればなるほど、非常に重荷になります。
金利負担を減らすためにも、まずは、日本政策金融公庫、一般の銀行(地方銀行、信用金庫)からの借入を検討するようにしましょう。

これらの銀行から事業資金を借りるためには、審査に通らなければなりませんし、書類の準備にも時間がかかります。(申し込みから借り入れできるまで、1−2ヶ月程度かかります)

面倒ですが、金利負担を最小限に抑えることができるというメリットがありますので、私が最もオススメする借入方法です。

これらの銀行からの借り入れをする際には、借入までの時間がかかることを認識したうえで、なるべく、早めに申し込むようにしましょう。

2. 返済計画を立てる

「借りた事業資金を100%期日通りに返すこと」

これは経営者としての義務です。
この義務を守るためにも、借りたお金を返済する資金をいつも準備しておかなければなりません。

簡単にパソコンのエクセルなどを使って、事前に、返済計画を作っておくようにしましょう。
返済計画を作っておくこと、「返済資金を使ってしまった・・・。」というミスを事前に防ぐことができますし、計画的に返済できるようになります。

3. 無駄遣いしない!

事業資金を借りると、数百万円~1000万円以上の資金が自分の銀行口座に振り込まれます。

多額の資金が口座にあると、ついつい、無駄遣いをしてしまうものです。
高級な備品を購入したり、過剰な設備投資をしたり、無駄遣い・贅沢をしてしまう方がたくさんいらっしゃいます。

銀行/金融機関から振り込まれたお金は、あくまでも、「借り入れた資金」であり、自分の財産ではありません。

無駄遣いをしたために、経営が苦しくなって、返済できずに、倒産。。。

そんな企業は無数に存在しています。

そうならないためにも、1円たりとも無駄にしない・・・、その気持でお金を使うようにしてください。

4. 本業に集中!

事業資金の融資が口座に振り込まれると、しばらくは、資金繰りに余裕ができます。
余裕ができると、仕事よりも遊びのことに興味が出る経営者もいらっしゃいます。

その時期こそ、遊んでいてはいけません。

個人事業主として、事業を成功させるには、本業に集中して一生懸命、業務に取り組まないといけません。

事業資金の融資を受けたことで、会社の利益を増やすことに集中してください。

そして、借金を完済するだけでなく、会社に余裕資金を蓄えるためにも、一生懸命、本業に集中して取り組んでください。


以上が、個人事業主の事業資金融資に関する注意点です。

個人事業主で、お金が必要なら、まずは、銀行融資を検討するようにしましょう。
なお、具体的な銀行から事業資金の融資を受ける方法については、下記のページをご参考くださいね。

銀行融資・日本政策金融公庫からお金を借りる方法ページはこちら>>


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